大阪府豊中市 さかがみ眼科・皮膚科

専門治療について

白内障手術

当院では、術後の眼内レンズ度数の誤差を最小限にするため最新の眼軸長測定装置を導入しています。また、術後の乱視や感染症を起こしにくい小切開白内障手術を行っています。手術は10分程度、麻酔も点眼麻酔が中心で、痛みを伴うことはほとんどありません。もちろん手術にリスクが全くないわけではありませんので、それぞれの患者さまの病状やライフスタイルに応じた治療方法を患者さまとともに考えてまいります。

緑内障の診断・治療

緑内障は早期発見、早期治療が必要な病気です。健康診断や眼科受診でたまたま見つかることが多いのですが、自覚症状がないため放置されることもめずらしくありません。日本では40歳を過ぎれば20人に1人は緑内障にかかっていると言われていますので、定期的な眼科受診をお勧めします。

糖尿病網膜症や加齢黄斑変性などの眼底疾患の治療

院長の専門分野です。眼底疾患には、糖尿病網膜症や高血圧性眼底のように全身疾患と関連した病気、加齢黄斑変性や黄斑円孔、黄斑上膜のように加齢に関連した病気、網膜裂孔や網膜剥離のように幅広い年齢で起こる病気などさまざまな、しかも治療しなければ失明に至る重い病気が数多く含まれています。院長の長年の経験を生かし、また眼底造影検査装置やレーザー治療装置、硝子体手術装置などの最新の設備を駆使して、一貫した治療をお受けいただけます。加齢黄斑変性の重症例をはじめ、重篤な疾患については、大阪大学眼科の専門外来と密に連携しながら最新の治療を提供していきます。

一般治療について

ドライアイ

携帯電話やパソコンの頻繁な使用や加齢による涙液量の減少など、日本においてドライアイの症例は確実に増えています。オフィスで働く方の75%はドライアイもしくはその疑いと言われています。パソコンを一生懸命見ている時の瞬目数の減少、エアコンの風向き、ディスプレイの位置などが原因となっていると考えられます。点眼治療で涙液を補うだけではなく、眼を使う環境の改善も重要な治療の一つです。ドライアイは眼精疲労の原因ともなりますので、眼がよく疲れるなと思ったら、眼科で涙液の状態を調べてもらいましょう。

アレルギー性結膜炎

春はスギ科・ヒノキ科、夏はイネ科、秋はキク科と花粉症による季節性アレルギー性結膜炎も増加していますが、保湿性が高く、通気が悪いなどの住環境の変化によってハウスダスト、ダニ、カビ、ペットの毛を原因とする通年性アレルギー性結膜も増加しています。季節性アレルギー性結膜では、花粉飛散の前から点眼治療を始めることにより、症状を軽減できると言われています。

結膜炎

特にウイルス性結膜炎(流行性角結膜炎など)は感染力が非常に強いため、感染の拡大防止が大切です。学校感染症に指定されているため、発症した場合は登校・登園禁止となります。1週間から2週間の潜伏期を経て発症し、1週間から2週間ほどの治療を要します。感染防止には、手をよく洗うこと、目をさわらないこと、家族とはタオルを別にすることなどが重要です。

ものもらい・めばちこ(麦粒腫・霰粒腫)

まぶたの分泌腺に細菌が入ったり、腫瘤ができたりする病気です。点眼や眼軟膏で様子をみることが多いですが、注射や切開が必要となることもあります。

近視・遠視・乱視・斜視・弱視(屈折異常)

小学6年生の20%、中学3年生の30%は視力(裸眼視力)0.3以下であり、その多くは近視によるものであるとされています。学業やテレビゲーム、携帯電話など近いものを見ることが飛躍的に増えた近年、近視の増加は大きな問題となっています。小児における遠視、斜視、弱視は早期発見・早期治療が非常に重要ですので、検診で異常を指摘された場合は、必ず眼科を受診しましょう。

眼鏡処方

眼科での眼鏡処方は、単にめがねの度数を決めるだけではなく、視力低下の原因を検査・診察した上で処方を行います。

皮膚科の治療について

当院皮膚科では、アトピー性皮膚炎、湿疹、じんましん、にきび、水虫、とびひなどの基本的な皮膚疾患の治療を行っています。患者さまのライフスタイルに合わせたきめ細かい治療を心掛けています。